ヨット柄ハワイアンシャツ FN-SHO-003L — モデルスペック：170cm　着用：38（M）サイズ

THE
DETAILSフラットヘッドのこだわり

.011950年代のヴィンテージハワイアンシャツをオリジナルレーヨン生地で再現

旧式シャトル織機で織り上げたレーヨン生地に手捺染で柄入れを行ったオリジナル生地を使い、1950年代のヴィンテージハワイアンシャツを再現しました。
レーヨンの強撚糸を使うことでシャリ感のある肌触りと、レーヨンの持つ清涼感が味わえるハワイアンシャツ。
柄入れも手作業で行う手間暇のかかった1着です。

.02独特のドレープ感が楽しめるオリジナルレーヨン生地

旧式シャトル織機で織り上げられたオリジナルレーヨン生地。
タテ糸、ヨコ糸共にフィラメントレーヨンの強撚糸を使用した生地は独特のシャリ感があり、薄く見えながらもしっかりとしたレーヨンの重みも加わり、ドレープ感も楽しんで頂けます。

.03ハンドプリントによる柄入れ

総柄のデザインは手捺染によりプリントを行っています。
フラットヘッドのレーヨン生地はミミまで柄入れを行うためスクリーン(版)も特注の物を使用します。生地は反の状態で色入れを行っていくので、長さもありその都度ズレることなくスクリーンをセットしながらの色入れは大変手間のかかる作業です。
また、無撚糸に比べ強撚糸には染料が染み込みにくくなっており、プリントをきれいに仕上げるのにも熟練の技術と大変な手間がかかります。

.04高瀬貝ボタン(手付け)

ボタンは1点1点手付けにより取り付けられています。
裏側から見ても付け糸が目立ちにくく、細やかな職人技が光るポイントです。
また、手付けにすることで生地に針を通す回数を極限に減らし、生地への負担を軽減しています。万が一ボタンを引っ掛けてしまっても、ボタンだけが取れ、生地を破く可能性を下げています。

.05緻密な柄合わせ

前身ごろ、胸ポケット、バックヨークは柄合わせを行っています。
ハリのあるレーヨン生地は縫製時、生地がずれたり伸縮してしまう為、寸分たがわず縫い合わせるのは非常に難しい作業です。

.06主要部巻縫い

生地と生地を巻き合わせて縫う「巻縫い縫製」は強度を考えて生み出されたディテール。
アームホールをはじめとするシャツを形作る主要な部分には、2本針のチェーンステッチによる巻縫いを施しています。
レーヨン生地は非常に柔らかく生地に動きが出やすいため、きれいに重ねて巻き縫いを施すことは熟練の職人でも難しい作業です。