革ジャンをすべての人のものにしたフラットヘッド

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着るほどに風格を増す
最高峰のレザー

革ジャンをすべての人のものに
したフラットヘッド

フラットヘッドのレザープロダクトは、着込むことで革が柔らかくなり身体にフィットし、また経年によって茶芯があらわれ豊かな表情を見せます。

STORYフラットヘッドの製品ストーリー

茶芯の文化は
フラットヘッドから始まった

今でこそ革製品のスタンダードになっている経年変化の特徴を表す「茶芯」も当時は存在せず、フラットヘッドのものづくりの過程で生まれたものでした。馬革の表情を経年変化と共に楽しむために、下地を茶色に染めその上を黒く染色した仕上げ加工を施しました。着込むほどに柔らかくなるレザーの生地から覗く茶色の表面は、雑誌『Lightning』編集長の松島さんが取り上げ広めてくれたことで一般化しました。

JAPAN MADE日本のものづくり

タウンユースのためのジャストフィット

.01タウンユースのための
ジャストフィット

それまでレザージャケットはバイク乗りのものでした。そのため袖の長さを少し長めにするのが一般的であった中で、よりタウンユースにしたいという思いからジャストフィットの仕立てにしました。レザーに使われる革はホースハイド (馬革)とディアスキン (鹿革)がありますが、特にレザーシャツについては「革のカシミヤ」とも呼ばれるディアスキンを用いています。個体が小さく傷も多い鹿革を、タンナーの協力により服に合った大きさ、傷の少ない革を選別し仕立てています。

世界で2社しかないタンナーによる仕上げ

.02世界で2社しかない
タンナーによる仕上げ

また馬革のコードバンと呼ばれるお尻の革の希少な部分は、世界でも2社しかない一気通貫で革を柔らかくする鞣(なめ)しから仕上げまで行う新喜皮革 (兵庫県姫路市)と取り組んでいます。個体の大きい欧州産の馬革を塩漬けにして輸入し、暑さ2ミリほどのコードバン層に丁寧に削り、イタリア産のガラスで磨いた製品は、「革のダイアモンド」と評されるに相応しい輝きを放っています。こうしたコードバンは主に財布などの小物に使用されます。

ストックバーグでのハンドメイド

.03ストックバーグでの
ハンドメイド

フラットヘッドのレザー製品は自社工場であるストックバーグで製造されるものも少なくありません。バッグや財布、ベルトなどの小物類は長野県千曲市にあるストックバーグで職人たちが一つ一つ丁寧に仕上げています。革製品は、一つ一つがとても高価なものですが、手入れ保管をきちんとすれば一生使える代物です。レザー製品に限りませんが、フラットヘッドではお客様が一生使いたいと思える製品を最高の職人たちと共につくっていきます。

LINEUP革の魅力

LINEUP 革の魅力

HORSE HIDE RIDERS JACKET 着倒してこそ、着こなせる

当初は茶芯と
呼んでいなかった…

最近は良く耳にするようになった「茶芯」という言葉。フラットヘッドがリリースするライダースジャケットは、いわゆる茶芯の馬革を用いて20年近く前から作り続けていました。

茶芯とは何か?

下地を茶色に染めてから表面を黒く染める事により、長年の着用で表面が擦れて下地の茶色が現れてくる革がその様に呼ばれています。その様にする目的は、着込んだ際の風合いです。フラットヘッドがモチーフとする1950年代頃までのヴィンテージのレザージャケットには馬革を使用している物が多くありました。その馬革は経年変化により、表面が擦れ下地の茶色が現れている物もありました。

元々は、その革の風合いを表現するためフラットヘッドでも茶色に染めた上を黒く染めると言う技法で作っていましたが、当時はこの様な染色方法を用いてレザージャケットを制作するメーカーは稀でした。

今から10数年ほど前でしょうか、某雑誌の取材依頼で「フラットヘッドさんの茶芯のレザージャケットを紹介したいのですが」という問い合わせを頂いた際、当社の担当者は「茶芯」という言葉を初めて耳にしました。「うちのレザージャケットは擦れたところが茶色くなっていきますが、それが茶芯ですか?」と聞き直してしまったそうです。(笑)「フラットヘッドさんは茶芯が流行る前から、ずっと茶芯でしたもんね(笑)」その時の編集者さんの言葉です。

ちなみに、ここでご紹介しているライダースジャケットSRJ-07Cというモデルでは加脂という工程を行っております。加脂とは革をオイルに浸けて革に油分を加える事で、フラットヘッドでは独自に開発した専用オイルに浸けて、しっとりとした質感と重厚感を与えています。なお、オイル自体に匂いは無いため、着用時の油臭さやベタつきはありませんのでご安心ください。

革を彩る
ブラウンステッチ

フラットヘッドのライダースジャケットでは縫製に茶色の糸を使用しています。黒い革には黒い糸での縫製が使われることが多いと思いますが、あえて茶色の糸にしています。黒い革に茶色の糸がアクセントになり、雰囲気を高めています。表面が擦れる事で、下地の茶色の革が現れてくるとブラウンステッチは更に馴染み雰囲気は更に高まっていきます。

また、縫製する部分によって強度と見た目の印象を考え、糸の太さや色合いに変化を付けているのも拘りの一つです。この縫製糸にはコットンとポリエステルの混紡によるコアスパン糸を使用しています。ポリエステルの強度とコットンの風合いを併せ持ち、革を傷めず糸切れもし難く見た目もコットンに近い雰囲気の良い縫製糸です。

潔さと
さりげなさ

背中のヨーク部分には約2mmのレザーパイピングを施しております。パイピングの効果により、ヨークの縁に厚みが生まれ立体感のある雰囲気を与えています。縫製の困難な馬革でミリ単位のパーツを取り入れるのは高度な縫製技術が必要とされます。

またスリーブにはジッパーを付けず、カフスのみによるシンプルなデザインに仕上げています。着用時に袖口のジッパーが邪魔にならないように考えたデザインですが、このシンプルなデザインがクラシカルな雰囲気を生み出しています。ライダースジャケットの定番的なディテールである袖口のジッパー、それを思い切って省略する。潔いシンプルさです。

UNIVERSAL
ZIPPER

ジッパーは全てUNIVERSAL ZIPPERを使用しています。強度、使いやすさ、素材感のバランスが良く、真鍮色と革の相性もピッタリです。使い込むほどに程よく色がくすみ、革の経年変化と共に味のある雰囲気となります。引手には本体と同様の馬革を取り付けており、グローブをしたままでも開閉がしやすいと共に、デザインのアクセントになっています。

左胸のポケットには菱形のチェーンジッパーを使用。両側に付くポケットのジッパーではポケット口は両玉縁で仕上げており、ジッパーの開閉を繰り返すことで革の表面が擦れ、茶芯が現れる事で非常に良い雰囲気となっていきます。ポケット部分だけは、ブラウンステッチの外周を黒いステッチで取り囲む、2色使いの縫製になっています。

真鍮色の鉄製バックル

裾部分の両サイドには、バックルを装着しており裾幅を若干絞ることが出来ます。見た目は真鍮ですが、実は鉄製で表面に真鍮色の塗装を施しています。擦れる事で塗装が削れると鉄部分が見えてくるのも魅力です。1950年代頃までのヴィンテージライダースジャケットは、馬革と共に鉄製のパーツが使われている物が多く、その雰囲気を細部まで表現したいと言う拘りから鉄製バックルもオリジナルで制作しています。

裏地もオリジナル

フラットヘッドが得意とする素材であるレーヨン。裏地にはレーヨンカルゼという綾織りのオリジナル裏地を用いています。スカジャンなどに使用する超長繊維のレーヨンを綾織りにすることで、裏地に必要とされる強度と共に滑りの良さがあり、レーヨン特有の発色と美しい光沢も持ち合わせています。

また、右身頃にはレザーの両玉縁を施した内ポケットを装着しており、スマートフォンやグローブなどを入れるのにも便利です。手首まですっぽり入る大きさで使い勝手の良さを考えたサイズです。

重厚でコシ感が魅力の馬革。着続ける事で革は馴染み、着用者の体に合ったシワが生まれます。自分の体に馴染んだライダースジャケットは、まるでオーダーメイドのように着やすく手放せない1着になるはずです。濡れた際は水分を拭き取る、油分が足りないかな?と感じたらオイルを塗るなど、愛情を持ってさえいれば、着倒すぐらいの気持ちでも、長年に渡り着続けて頂けます。

肘の内側に入る深い皺、表面が擦れて茶色くなった革。経年変化が現れてこそ完成する馬革のライダースジャケットを是非、ご堪能下さい。

HORSE HIDE
RIDERS
JACKET
LINEUP
HORSE HIDE RIDERS JACKETラインナップ

LEATHER WALLET 「コードバン」と「多脂革」

2タイプの
ロングウォレット

フラットヘッドのレザーウォレットに使用する代表する革「コードバン」と「多脂革」。 2タイプのロングウォレットが新定番としてラインナップしています。

革素材の特性を活かし、使用用途のことを考えて作られた両モデル。どちらのタイプも手縫いにより、美しい縫い目を生み出し、使い込むことで艶や光沢が増し、経年変化を存分にお楽しみいただけます。

フルジップタイプや三つ折りミニタイプもあわせてチェックしてください。


LEATHER
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LINEUP
LEATHERWALLETラインナップ

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