.011940年代のヴィンテージ生地からインスパイアされ誕生したヒッコリー生地

1940年代のヴィンテージヒッコリー生地に着想を得て織り上げたヒッコリー生地。
10oz程の軽い生地ながら、ヨコ糸の打ち込みを増やすことで生地に程よいハリとコシを持たせた堅牢な生地に仕上げています。

濃紺部分はインディゴ染料を枷染めで染め上げており、糸の芯までしっかりと染めこまれています。デニムのロープ染色と異なり、着用とともに淡いブルーへと色味が変わり、独特な経年変化を楽しめます。

.02オリジナルのメタルパーツ

使用しているボタンやリベットはオリジナルで製作しています。ヴィンテージの雰囲気をより忠実に追い求め、当時使用されていた素材を使用し製作しています。

鉄製ボタンや袖部分の銅リベットは着用とともにだんだんと黒みを増し、陰影のある表情へと変貌していきます。

.03二本針のチェーンステッチによる巻き縫い

主要部分の縫製は二本針のチェーンステッチによる巻き縫いを行っています。
ワークウエアとして強度を求められた時代に生まれた縫製技法ですが、今でもヴィンテージライクなワークウエアには欠かせない要素として人気のディテールです。

綿糸を使用したステッチは洗濯乾燥を繰り返すことで生地とともに伸縮し、パッカリングと呼ばれる凹凸を生み出します。
縫製部分にパッカリングの立体的な表情が現れるのも巻き縫い縫製の魅力です。

.04アウトシーム部分のセルビッジ

アウトシーム部分には旧式シャトル織機で織り上げた証ともいえる生地のミミ（端の部分）を使用しています。

.05色味の変化が楽しめる革パッチ

ジーンズ同様、ブランドアイコンでもあるフライングホイールがデザインされた牛革パッチを使用。
着用とともに色味が深くなり、生地とともに経年変化を楽しめる要素です。