探求と挑戦、レザーウォレット

双璧をなす二つの革

フラットヘッドのレザーウォレットに用いる2つの革、コードバンと多脂革(たしがわ)。
フラットヘッドが本格的にレザーウォレットの制作を始めたのはレザークラフト工房「ストックバーグ」のスタートした2001年に遡ります。
当時より素材に拘り、様々な皮革を用いてモノ作りを行ってきました。
長年に渡るモノ作りから革素材への見識を高め、現在はオリジナルのコードバンと多脂革の2種類をメインに商品展開をしています。

 

コードバン


裏折りしてもシワが付きにくく、高級なランドセルや靴などの長年の使用で耐久性の求められる製品に使用されるコードバン。
馬革の臀部(お尻)の革の内側にある強靱な繊維層からなる希少な部位で、磨き上げる事で現れる独特な光沢感が美しい革素材です。
フラットヘッドではタンナーの協力の元、ウォレット用のオリジナルコードバンを制作し、使用しています。

 

多脂革


使い込むほどに艶の増す多脂革。
素材は牛革ですが、通常のヌメ革とは違いピット槽と呼ばれるタンニン溶剤が入った漕の中に2ヶ月ほど浸け込み(ヌメ革の2倍の期間)じっくりと時間を掛けて鞣しています。
時間を掛けて鞣すことで、コシが強く重厚感のある革へと変化します。
何千枚とある原皮の中から最上級の革だけを選別し、職人が手作業で仕上げた多脂革は他の革では味わえない経年変化を楽しんで頂けます。

 

菱目打ち


革を縫う前に、ステッチの穴を開ける菱目打ちの工程。
先端を独自の形状に削り出し、改良を施した菱目打ちで穴を開けています。
フラットヘッドでは3.7㎜ピッチ(MKレーベルは2.7㎜)という繊細なピッチで縫製を施していますが、美しい縫い目と強度を両立させる為に、この改良を施した菱目打ちによる穴開けが非常に重要となります。

 

ハンドソーン(手縫い)


美しい縫い目を生み出す3.7㎜ピッチの手縫い。
レザーウォレットの手縫いで一般的な5㎜ピッチと比較すると縫いに費やす時間は倍以上となります。
外側だけでなく内側のパーツ部分などの細部に渡り、美しさはもちろんのこと、長年の使用に耐えうる様々な縫いの工夫を施しています。

 

エンボスシンクステッチ


ピッチを細かくすることで縫い糸も細くなりますが、細い糸で強度を持たせるために縫い糸を革に沈ませる「エンボスシンクステッチ」と呼ばれる独自の技法を加えています。
糸を沈ませるために革の表面を削るのではなく、革自体に膨らみを与える事で革の強度を保ったまま糸を沈ませているのが特徴です。

 

スライドマチ


内側の札入れ部分の革を分割する事で革がスライドして開口しやすくなり、お札の出し入れをスムーズにしています。
革が分割する事でステッチに負荷も掛からない為、長年の使用でも縫い糸で革が引っ張られて裂ける事を軽減します。

 

シルバーリング


ウォレットチェーンやロープを繋ぐためのリングには、オリジナルのシルバー製を使用。
リングが不用意に回転しない様に内側の見えない部分も革で留め、二重で固定しています。
※品番によりシルバーリングの形状も異なります。

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